種類別白内障の原因と症状

白内障は誰でもなりうる病気。

 

白内障はさまざまな原因により引き起こされます。
それぞれの種類別に白内障の原因と症状をしっかり理解しましょう!

生まれながらに水晶体に濁りを持っていて、新生児、乳幼児、学吸期までに発症する白内障をいいます。先天性白内障の原因原因は遺伝によるものと、母親が妊娠中にかかった風疹によるものとが知られています。後者では、妊娠3ヵ月までに感染した場合は全白内障(水晶体全体が白く濁る)になるといわれていますが、風疹ワクチンの普及で非常に少なくなりました。先天性白内障の症状・治療水晶体のごく軽い濁りは誰でも持って生まれて...

他の病気が原因で白内障になることがあり、これを併発白内障といいます。併発白内障は、他の目の病気(ぶどう膜炎、網膜色素変性症など)が原因で起こるものと体の病気(糖尿病、アトピー性皮膚炎など)が原因で起こるものとに大別できます。糖尿病性白内障の原因糖尿病の人が白内障になりやすくなるのは、血糖コントロールがうまくいかないと水晶内でソルビトールという体に不必要な物質がつくられるからです。ソルビトールは嚢を...

アトピー性皮膚炎に併発する白内障が近年増加傾向にあります。アトピー性皮膚炎は乳幼児だけでなく、成人にも増えてきて重症化か問題になっています。アトピー性白内障の症状アトピー性白内障は20代に多く、顔面にアトピーの強い症状がある人に白内障が発症しやすいです。症状は老人性白内障と同様に水晶体が白く濁り、視界が鮮明ではなくなります。アトピー性白内障の場合は、一般的な白内障のように水晶体の外側から中央に向か...

ステロイド剤は抗炎症薬としてアレルギーなどに幅広く使われている薬で、眼科でも点眼、内服ともによく使われます。リウマチなどで長年ステロイド剤を使用した人の白内障を調べてみると、老人性白内障とは明らかにタイプが異なるために、ステロイド白内障という分類がなされています。ステロイド白内障の症状ステロイド白内障の特徴としては、水晶体の後嚢下混濁が多いこと。老人性白内障の場合は、ほとんどが水晶体の皮質周辺から...

鉄片が目に入ったり、刃物で水晶体を傷つけたりして起こる白内障のことです。打撲によっても起こることがあります。外傷性白内障の症状と治療水晶体に傷ができてそこから混濁が広がっていきます。視力の低下が主な症状。外傷性白内障は時期をみて手術を行います。外傷の程度により手術方法は異なり、手術方法、難易度も異なります。水晶体を支えている組織が損傷を受けて、水晶体脱臼(だっきゅう)を起こす場合も多く、その場合は...

放射線白内障の原因原爆の被害者や放射線を浴びた人に白内障が多いことが知られています。また、網膜芽細胞腫の治療で放射線療法を使用し、腫瘍の位置によっては水晶体に放射線があたってしまうと、放射線白内障になる可能性があります。放射線被曝後、高い放射線量なら、早くて1〜2年、低い線量であれば何年も経ってから症状が現れることがあります。また、より高い線量では、視力障害を伴う放射線白内障を発症する可能性が高ま...

紫外線が眼の中に入ると角膜を透過し、水晶体で吸収されます。長年、紫外線を浴び続けると水晶体のたんぱく質に変化が起こり濁り、白内障になります。紫外線白内障の原因水晶体はタンパク質と水分で構成されており、透明で弾力性があり、カメラで言うとレンズの役割をしています。しかし紫外線などによって透明な水晶体が濁ったり弾力性が低下すると、視力が低下し、物がぼやけて見えたりして、最悪、失明してしまうこともあります...

白内障は水晶体の濁る部分によって3つのタイプに分けられます。核が濁る「核白内障」、皮質が濁る「皮質白内障」、水晶体の後ろ側の皮質が濁る「後嚢下白内障」があります。皮質白内障の症状「皮質白内障」の症状は、光の乱反射が起こりやすくなり、ものを見た時に眩しさを強く感じます。また、濁りの場所によっては、霞んで見えるようになります。加齢性白内障のほとんどは、この「皮質白内障」で始まります。もっとも一般的なタ...

白内障は水晶体の濁る部分によって3つのタイプに分けられます。核が濁る「核白内障」、水晶体の後ろ側の皮質が濁る「後嚢下白内障」、皮質が濁る「皮質白内障」があります。後嚢下白内障の症状後嚢の中心部の皮質が肌状に濁ってくるタイプで、視力の低下が早く進むのが特徴です。このタイプは、濁りが中心部から発生しますので、早い段階でまぶしさを強く感じます。室内の蛍光灯の明かりでさえ、とてもまぶしく感じます。逆光では...

白内障は水晶体の濁る部分によって3つのタイプに分けられます。皮質が濁る「核白内障」、核が濁る「核白内障」、水晶体の後ろ側の皮質が濁る「核白内障」があります。核白内障の症状核白内障の症状は、暗くなるとものが見えにくくなります。また、水晶体が厚くなり、光の屈折が強まることになり、逆に近くのものがよく見えるようになります。水晶体の中心部の核から濁りが始まるタイプで、まぶしさは感じないのですが、逆に暗いと...

白内障手術を受けて視力が回復したのに、しばらくしてから視力が落ちてくることがあります。よくあるケースが後発(こうはつ)白内障による視力低下です。後発白内障は白内障手術をした人の5人に1人ぐらいの割合で発生するといわれています。最近の手術ではほとんど後嚢を残しますが、ここに水晶体細胞が再生して、後嚢が濁るものです。この濁りはレーザー光線で破壊することができ、一度破壊すれば再発しません。外来で数分でで...